食器が割れるメタファー

ブレインアップデート

ブレインアップデートの講座で教えてもらってから、メタファーにハマっています。日常で起こること、ぜんぶメタファーに見えて面白い…!

今朝、お椀を洗っていました。その時に、うっかり手を滑らせてほんの少しだけ欠けさせてしまいました。その欠けたお椀を見て「またやっちゃった」と思いました。そこで、はっと気が付きます「これもメタファーだ!」。私は今まで食器を割ってしまうことが多かったのです。結婚して10年、夫は2〜3回しか食器を割っていないのに対して、私は10回以上割ってしまっています。夫には「素敵な食器を買っても、すぐさおりんが割っちゃうから買おうと思わなくなった」と言われる始末。しかも、気に入っている食器やプレゼントで頂いた大切な食器ほど割ってしまっていました。

このメタファーは何だろう?

「食器」=器?入れ物?この身体?

「割ってしまう」=壊れる、破壊、大切に扱えていない?自ら痛めつける?

私は、私の体を大切に扱えていなくて、自ら痛めつけていたって事?私が自覚がないから、食器が割れることで教えてくれていたの!?すごい!!BUに入るまでは全く自分の身体を大切にできていませんでした。それどころか、不調ばっかりの自分の身体を嫌っていました。「そうだったんだぁ。宇宙はずっとそうやって教えてくれていたんだ…!なんて有難いのだろう。」と感謝が溢れました。

今までの「よく食器を割ってしまう現象」は自分の中で納得できたので、今朝の欠けてしまったお椀についても考察してみました。この欠けてしまったお椀は少しずつ違う大きさのお椀が3個セットになっているものでした。大きさが違うので3つ重ねると1番大きな器に全部すっぽり納まります。「この器は、うちの3人家族のメタファーかも。」と思いました。

大=夫、中=私、小=娘、今朝欠けたのは真ん中の大きさの器。家族の関係の中で、私が少しだけ欠けてしまっている状態。大きく真っ二つに割れたわけではないから、まだ器として使える状態ではある。けれど、確かに少し欠けている。あれ?今の状況にすごく当てはまる。

今の自分の状況をより俯瞰で見る事ができるように、このメタファーが現れてくれたのかな。この3つのお椀のセットにとって最高最善になる方法は?と考えてみます。まず、そのまま使うのは欠けた部分から更に欠けていきそうだし、欠けた部分で怪我をしてしまう可能性が高くて危ない。明らかに良くない状況になる事がわかります。他には、割れてしまって危ないからと捨てる事もできるし、破片も残っているので修理することも出来そう。修理するとして、食べものを入れるのに接着剤を使うのは嫌だな。金継ぎだったら体に入っても安心な素材だけど、でもそこまで手間をかけるのもなぁ。欠けてしまったからには、どうするか決断するしかありません。だけど、今はまだ答えが出ないな。とりあえず、破片を失くさないようにして、器と一緒に保管しておくことにしました。このまま「中のお椀」を使わないで生活をしてみて、やっぱり「中のお椀」は必要だったのか、それとも「中のお椀」がなくても何も変わらないのか、一度立ち止まって観察してみます。

さおりん

さおりん

幼少期からの不調やネガティブ思考、お菓子の過食を手放して人生のステージを上がっていく、そのリアルな記録を発信していきます。

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コメント

  1. お椀のメタファー、さおりんはしっかりかみしめてる。
    私もそんなふうにメタファーを想像想定できるようになりたいなって思う今日この頃です。

    欠けたお椀に小さな剣山を置いて、かわいいお花を飾ったら、欠けたところもなんだかかわいく見えるかもしれないないって思いました。
    (「欠け」自体が、短所でも長所でもなくて「個性」「味わい」みたいな感じ)

  2. さおりん
    • さおりん
    • 2023.08.31 12:51pm

    みさおさん、ありがとう。
    そうだよね。食器としてじゃなくて、花器に変えてしまう方法もあるんだ。
    その欠けの部分から茎を出して植物を活けてみたりして、個性を輝かせる方法はたくさんあったね。
    私はまだまだ常識や固定概念に囚われているなぁ。と、いう事に気づかせてもらいました。

    みさおさんの洞察力、いつもすごいなぁと思っています。

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