「うるうる」を深掘りしてみた

ブレインアップデート

前回の記事で「着ぐるみセッション」について書きました。そこで私は0歳のときに着た「うるうる」の着ぐるみをいまだに着ていたことに気がつきました。その「うるうる」について、もう少し深掘りしてみます。

「うるうる」の目的

以前、原始反射解放のワークをやったときに、お母さんのお腹に中にいた時から私は自己否定していて、私は胎児の頃から「不安と恐怖」の世界だったんだと思いました。そんな勘違いの前提で生まれてきたものだから、0歳の私は、目をうるうるさせることで、常に親に守ってもらおうとしていたのかもしれません。

「うるうる」のメリット

守ってもらえる。優しくしてもらえる。言葉で伝えなくても察してもらえる。

「うるうる」のデメリット

いつまで経っても自立できないベイビーのまま。

「うるうる」を考察していくうちに、ハッと気がついたことがありました。

私は0歳にして「赤ちゃんらしい」という枠に、自分をはめ込んだのか、、

世間の赤ちゃんらしいとされる常識や、親から見た赤ちゃんらしい価値観に自分をはめ込むことによって、自分で考えなくて済みます。そして、常に「常識」や「親」のせいにすることができて、自分の責任から逃れることができます。さらには、相手や世間のニーズに合わせることによって、自分に価値を見出してもらおうとしたのかもしれません。

私の人生、ずっとそのパターンの繰り返しだった…という事に気がつきました。

幼稚園に行けば「幼児らしい枠」に自分をはめ込んで、妹が生まれたら「お姉ちゃんらしい枠」に自分をはめ込んで、小学校に行けば「先生の言うことを聞く良い子の枠」に自分をはめ込んで、両親が離婚したときは「母子家庭らしい枠」にもはまっていたかもしれません。最近で言うと「良い母親であろうとする枠」にもはまっていました。(良い母親って何だよ?笑)その時々で自分を何かの枠にはめ込んで、ずっと、本当の自分を隠して生きるパターンをやってきたんだ。

常識(幻想だけど)の中に収まることで、自ら考えなくて楽だった。「不安と恐怖」の世界にいた私は、誰かの常識にすがる事で、安心したかったのかもしれません。失敗するのが怖かったという気持ちもあったと思います。枠にははまっていたら、失敗したときに枠のせいにできるから。あとは、本当の自分を見せることも恐怖だったのかもしれません。否定されたり拒絶されたりしても枠にはまっていたら本当の自分が傷つかなくて済みます。

過去の自分はそう思っていたんだなぁ。必死に生きていたんだな。と、今は思えます。そして、自分を散々枠にはめて苦しんできたきたおかげで「枠はいらない!」と、ようやく気づくことができました。枠に入っていると「不安と恐怖」の世界がどんどん広がります。逆効果だったんです(笑)

今の私は「自己愛」を意識して生きています。自分が1番大事。私は十分よくやっている。自分の気持ちを大切にする。やりたくないことはやらなくていい。責任感はいらない。使命感もいらない。罪悪感もいらない。ジャッチや自己否定もいらない。とにかく自分のために生きる。そう設定しています。

枠のおかげで避けてこられたこと「自分で自分の価値を認める、自分で考える、自分で責任をとる、言葉で伝える、本音で話す」を今は経験しています。まだ一口かじったところだけど、枠の外の世界の方が断然たのしいです。この世界を、もっともっと味わいたい!たのしみたい!

さおりん

さおりん

幼少期からの不調やネガティブ思考、お菓子の過食を手放して人生のステージを上がっていく、そのリアルな記録を発信していきます。

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